こんにちは
とべぶたです。
今回は、現役事業会社のマーケティング部門で働いているボクがマーケティングについて学んでいる方に「これだけは知っておいて欲しいマーケティングの基礎知識」をお伝えいたします。
マーケティングと言われても何から勉強したらいいのか分からないですよね。2年前のボクもそうでした。
初めの学びは目的を理解することをオススメします。目的から逆算することで取るべき行動が見えてくるからです。それでは早速ですが、マーケティングとは何を目的とした経済活動なのでしょうか?
■マーケティングとは
一言でいうと「売るための仕組みづくり」です。
価値ある商品をつくる→商品の価格を決める→その商品を知ってもらう→商品を販売する→行動と結果から分析する→→商品や告知の改善をする→告知を行う
この繰り返しです。
多くのトライ&エラーを繰り返し最善の方法を模索することをマーケティングと呼びます。
「商品を売る」という視点以外にも、自分の労働力という商品を強化するため、業務改善のために取り入れる「PDCAサイクルを回す」という方法も一種のマーケティングと呼べます。このように自分自身が普段行っている行動に照らし合わせて考えると理解しやすいですよね。
※商品を売る仕組みのことを「マーケティングミックスの4P」と言います。
・Product(製品):価値ある商品をつくる
・Price(価格):商品の価格を決める
・Plomosion(広告):その商品を知ってもらう
・Place(流通):商品を販売する
あとはこれの繰り返し
ここで忘れてはいけないのが結果から分析と改善を行うことです。
つまり、マーケティングの目的は「モノを売ることである」ということができますね。
■商品に特徴を持たせる
次にご紹介する内容は、「売り出すモノ」や「告知の仕方」に特徴を持たせるというものです。商品を売るための過程として、世に溢れる類似品の中から自分の商品を選んでもらう必要があります。いわゆる「差別化」です。
差別化には大きく分けて3つの方法があります。
※売れると思う商品像に、自分の商品を近づけていく
○生産思考:低コスト・低価格で商品を量産し販売する
具体例:東進(学習塾)
本来であれば「学習塾の賃料」「講師の人件費」と非常にコストがかかる業態、である学習塾ですが、WEBによる講義を取り入れることで「1度の講義ビデオの撮影のみで商品が完成する」「WEBで配信することで事業所が必要ない」「より多くの人に商品を届けることができる」という優れたビジネスモデルを築いています。
この他にも、「ファッションセンターしまむら」や「100円均一ダイソー」などもこのタイプに分類されます。
○製品思考:優れた品質でブランド力を活かし販売する
具体例:ユニクロ(ファッションブランド)
「ユニクロ」といえば価格に比べて高品質な商品を販売している企業として大変有名です。
「とりあえずユニクロ」のように考えてもらえるようになればこっちのものです。
しかし、この「優れた製品力」という点で商品を押し出す場合、「知ってもらうこと」が不可欠となります。
この他にも、「ファッションブランドZARA」や「産地直送の食材を自宅まで届けること・生産者と直接連絡のやり取りが可能な食べチョク」などもこのタイプに分類されます。
○販売思考:優れた影響力・営業力で商品に価値を持たせ販売する
具体例:インフルエンサーによる商品PR
最近ではSNSなどのサービスを利用して商品を販売する事が当たり前になってきています。
この他にも、有名人を起用した販売広告などがこれにあたります。
■最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はマーケティングの目的と、その目的を達成するために用いられる方法について、具体例をあげてご紹介いたしました。
マーケティングの学習といっても、範囲が広すぎて何から学べば良いか分からなくなってしまいますよね。
まずは、マーケティングというものについて基本的な知識をつけることがスタートです!
WEBやマーケティングに関する知識は今後、その重要性は高まっていくと考えられます。
ボクと一緒に勉強していきましょう!
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